たまご日和

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女子の人間関係   水島広子

 

女子の人間関係

 

このタイトルを目にして、とても気になった本です。

ドロドロした女子の人間関係が書かれているのか?と恐々と読み始めたのですが、全くそんなことはなかったです。

私にも経験がある日常生活の困った例をあげながら丁寧に解説されていて、とても読みやすい本でした。

 

 「女の敵は女」。

 自分自身が「女」である限り、どうしても「女」の敵になってしまう。

「女」も含めた女性全般に好かれる女性は「女」度が低い人。さっぱりしていて、温かく、後腐れがなく、嫉妬もせず、表裏がなく、正直で、誠実で、一貫性があって、という女性はあらゆる女性に好かれる。これは、傷ついた存在である「女」を安心させる姿勢だから。決して自分を裏切らず、自分を1人の人格として尊重してくれることがよくわかる。逆に、どれほどにこやかで礼儀正しく完璧に見える女性でも、「裏では何を思っているのか」と思わせるようなところがあると、「女」には嫌われてしまう。(本文より)

 

この本では、カッコつきの「女」という表記がたくさんでてくるのですが、これは女性そのものを意味するのではなく、一連の困った女性の特徴の部分を指しているそうです。

 たとえば・・・

 ○比べたがる

○群れたがる

○「敵」「味方」を作りたがる

○「形ばかりのつながり」を求める

○「自分は自分、他人は他人」ができない

○演じる

○陰口やうわさ話が好き  等々・・・

 

男性でも少なからずあるようには思いますが、女性は特に多いんでしょうね。

男性がこの本を読むとどんな感想をもつのだろう?と気になります。

(もし『男子の人間関係』っていう本が出たなら、是非読んでみたい♪)

 

読み終えて、私はかなり「女」度が高いことに気付きました。

それに気付けただけでも、大きな収穫です。

本に書かれていた「女」を解放できるように即実行し、もっとサッパリした女性になります!!!

 

 

 

《この本で心に残ったこと》

一般的に、自分が「べき」で縛られている人は、他人のことも「べき」で縛りたがる。

 

「女」は、批判を「正論」として語る。

 

女性の人間関係は、「各論」よりも「総論」。ライフスタイルが多様な女性が「各論」を論じている限り、どうしても「違い」にばかり目が向いてしまい、「味方か敵か」ということになってしまうが、「総論」であれば共感することも団結することもできるはず。

 

陰口とは心に傷を負っている人がするもの。「陰口はやめようよ」と批判するのは方向性が違う。「癒されていない人の痛み」について聞く意識を持つ。「大変だね」「そんなことがあったんだね」という程度にとどめ、相手をねぎらう表現をする。

 

「女」が極度に苦手とする「否定」を避け、「女」がとても気にする「自分という存在が大切にされているか」にきちんとメッセージを出す。

 

相手の話を聞いたときに、似たような「ネタ」を提供して盛り上がる傾向があるが、自分のデータベースの中を探すのではなく、相手の話だけに集中してみる。これは、「同じようなことで悩んでいる」というレベルでのつながりではなく、「心を持っている」というレベルで繋がることになり、心からの人間同士のつながりを作っていく。

 

生きていく上では、私たちは多くの変化を乗り越える必要がある。子どもが自立して親元を離れるというのもその1つ。寂しいけれども、子どもがうまく育っている証拠でもある変化。その変化をいつまでも認めないと、お母さんの人生が、空虚なまま停滞してしまう。「自分を頼りにしている子ども」がいつまでもいるようなつもりになって、本当に現在の自分にとって必要な人間関係や活動を築かなくなってしまう。

 

「自分よりも幸せそう」「うまくやっている女」を見たときにうとましく感じるのは、「女」の心。自分のライフスタイルは、自分で決めたものであるはず。