たまご日和

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こころの子育て 誕生から思春期までの48章 

Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)

昨年図書館で借りて読んだ本です。

以前私は、”読書ノート”をつけていました。読んでいて大事だと思った部分だけを書き出して、後で読み返せるようにしたノートです。今は春休みで子供と一緒にいる時間が多いため、このノートに書いてある「こころの子育て」のページを久しぶりに読んでみました。

そうすると、読んだ時はしっかりと頭に入れたはずだったのに、今ではすっかり忘れている!今回読み返したことで思い出し、子供との接し方をあらためて考えさせられました。

 

時間的な余裕、心の余裕(これが一番大きいかも)がない時は、子供に対して怒りすぎてしまったり、些細なことでイライラしてしまいます。小さくても、子供は1人の立派な人間。我が子を普段怒っているように他人を怒れるかといったら、絶対できません。なのに「我が子」だからとつい言い過ぎてしまう時があります。小さいうちにきちんと躾をしなければと子供に厳しく接することが多かったけれど(特に長男に対して)、その前に子供の気持ちにちゃんと寄り添えているのだろうか・・・。子供の成長はとても早くて、私がそれについていけていないなと感じます。赤ちゃんのころは何もかも親がやらなければいけなかったことも、子供はどんどん自分で出来るようになり、自分で考え、学び、行動するようになります。危ないこと、絶対にしてはいけなこと、大切なことは子供に教えていかなければいけないけれど、だからといって余計な口は出し過ぎず、子供の成長をそっと見守ってあげられる母になりたいです。

 

 

【心に残ったこと(読書ノートより)

・子どもに問題が起きたときは、その家族全体にとって何か課題を乗り越えなければならないときが来ているのだと考えてみたらいい(過去の原因を追究するより「これから何ができるか」を考えよう)

 

・人を育てるとき、なにも正しいことを言えばいいわけじゃない。親子でも、冷たい目で見られて正しいことばかり言われたら、絶対たまらない。子どもには、正しいことをパッパッと言っていたらいい、と思うのは、親があせりすぎなのと、指導・助言する立場の方がラクだから。それだとエネルギーがいらない。逆に子どもの方から出てくるものを待つのは、すごくエネルギーが必要。一方的に説教せず、子どもに対して「開かれている」という態度が大切。

 

・10才というのは、子どもが自立していく上の大きな節目。「私とは何か」などと考え始めるので、不安感に襲われることが多い。お母さんという後ろ盾がいることを確かめて、安心して次のステップに行く。

 

・人間というのは、自分の世界に下手に踏み込まれるのをものすごく嫌うもの。ところが、親が子どもによくやってしまう。子どものことを思うあまり、その世界に踏み込んでしまう。

 

・思春期は、そっとしておくことも大事。「これからこの子はどんな道を歩んでいくのだろう」という気持ちで、見ていたらいい。

 

・子どもと関係を作ることを考えると、だいたい一緒に話をしようとか、遊びに行こうとか、すぐにそんなことを思うでしょう。しかし、そんなことじゃなくて「ねぇ、お母さん」と、子どもの方から自然発生的に働きかけてきた時に、子どもの動きにスッと乗ることが大切。

 

・自立と依存とをまったく対立することとして考えないこと。誰かに適度に依存している人こそ自立しているというか、自立は適度な依存によって裏打ちされていると言ったらいいか。依存のない自立は孤立というべきで、それでは関係が切れてしまっている。自立というのは、親と子の間に新しい関係を作ること。