たまご日和

日々の出来事、思ったこと、本のこと等をつづっています

過去と今

「お母さん、万引きしてたんだ。」

私が小学4年生の時、父からそう言われました。スーパーから電話があり呼ばれたそうです。

ずっと変だと思っていました。毎朝ステーキやらカニやらが並ぶ豪華な食卓。でもそれを変だと言える家庭ではなかった私は、出されたものを食べることしかできませんでした。

話を聞いたとき、それでだったのか・・・と謎がとけました。母は万引きの常習犯だったそうです。私はずっと、母が盗んだものを食べていた。あまりにショックが大きすぎて、なかなか立ち直れませんでした。

もっと小さい時は、母から暴力も受けていました。髪の毛をつかまれ、ひきずられ、追いかけられ。それも誰にも言えなくて、ずっと一人で耐えていました。

母が家にいるときはそんな感じで毎日が過ぎていき、学校から帰ると母がいなくなっていることもよくありました。実家に帰ってしまったのです。何ヵ月もいないことはざらで、父と祖父母との生活の方が長かったかもしれません。

家を出て行く母を追いかけない私に、「なんでついていかないの!」と叱る親戚のおばさんもいました。私はもうどうしていいか分かりませんでした。

両親の喧嘩は頻繁にあり、母が包丁を父に向けたこともあります。父が母の首を締めて、私が止めに入ったことも。

私の学習机には、シャーペンで突き刺した跡が無数にあり、ボコボコになりました。誰にも言えない、どうすることもできない感情を、机にぶつけていました。

父から、お母さんとは別れることになると思うと言われ、どちらと住むか選ぶように言われました。小学生の私でも、生活のことを考えたら無職の母ではなく父と住むしかないことくらい分かりました。

今は優しい父ですが、当時の父は怖かったし、私が一人っ子だから甘やかさないようにと厳しく育てられました。悪い言葉を使えば、すぐに真っ暗な押し入れに閉じ込められ、ずっと泣いていた記憶があります。その当時は自分が悪いからだと思っていたけれど、大人になった今、もっと違う方法があっただろうと思います。真っ暗な押し入れは大人になってからもトラウマになっていて、何か分からないものに追いかけられ押し入れに逃げ込む夢を何度も見ました。

 

こんな子供時代を送った私ですが、今はまあまあ幸せに暮らしています。性格に多少難ありですが、失敗しながらも少しずつ成長できているんではないかと自分では思っています。

母になったことでも成長しました。母になれたことは幸せなことですが、私にとってはまた辛い時期もありました。息子達が小さかった時は、今思えば育児ノイローゼになっていたのでしょう。仕事を辞め家に入っていた私は、毎日子供と向き合う生活。夫は家に寝に帰るだけの多忙な日々だったので、それもまた苦しかった。子供を可愛いと思えない!1人になりたい!もう嫌!という時期がありました。手こそ上げませんでしたが、泣いている我が子を抱き締めることもできず、隣の部屋に逃げ込み、息子の泣き声を遮断するように耳を押さえ布団に潜り込み泣いたこともあります。社会から遮断され、子供と私だけが取り残されているような気持ちになったこともありました。

だからといってずっと辛かったわけではなく、子供達の成長を喜びはしゃいだり、お天気が良い日は子供とお散歩したり、公園へ行ったり、友達親子を家に招いたり、招いてもらったり、楽しい日々ももちろんありました。幸せな時があればどん底の時もあり、落ちればまた這い上がりの繰り返しです。無理に頑張らなくても、それも自然に任せていれば上がっていくことも知りました。

 

そして、今。穏やかな生活をしています。だからといって問題が何もないわけではないんですけど。正直、山積み状態です。悩もうと思えばいくらでも悩んで凹めます。でもそれでも不幸だとは思わないし、そこそこ幸せです。自分のこともそこそこ好きです。自分の周りにいる人達のこともそこそこ好き。大好き!と言えたらいいのでしょうけれど、そこそこです。それでいいと思っています。

 

今日は長々とよく分からないブログ。でも色んなことを書きたくなってしまいました。更新していいものだろうか。

今日も良いお天気です。とりあえず、何か食べよう♪

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