昨日の夕方、
「ノートがない・・・。」
と、次男が私のところに言いに来ました。
宿題をしようと思ったら、ノートがなかったみたい。
一緒に探してみたものの見当たらなかったので、学校に忘れたのだろうと取りに行くことに。
時刻は18時前。
こんな時間に勝手に教室に入っていいものかどうかが分からなかったので、
「最初に職員室へ行って、ノートを忘れたから教室に入ってもいいですか?って聞いてからね。」
と息子に言い、不安そうだったので一緒に行くべきか駐車場で待つべきか悩んだのだけれど、ここは一人で行かせてみようと思い待つことにしました。
「間違えてた~(笑)」
と、ニコニコしながら息子が戻ってきました。
ノートに書くのではなく今回の宿題はドリルに直接書くみたいで、調度担任の先生がいてくれて教えくださったようでした。
もう、お騒がせな次男。
そして家に帰ると、携帯が鳴りました。
担任の先生からでした。
さっきの宿題の件でわざわざ電話をかけてきてくださったのかと思ったら、それだけではなく、「どうしてもお話したいことがあるんです。」と・・・。
何かあったのかな、何かしたのかな、されたのかなと悪い方へ考えてヒヤッとしました。
でも先生が話してくださったお話は、とても嬉しいものでした。
2学期が始まってから1年生のクラスでは、毎朝一人一言ずつ発表をする時間が設けられています。
きのう〇〇をした、きのう〇〇へ行った、〇〇くん・〇〇ちゃんと遊んだ等、なんでも良いそうで。
今まで次男はずっと自分の番になると泣いてしまって、何も言えなかったのだそうです。
息子が毎朝そんな状態だったなんてこの時初めて知りました・・・。
「でも先週から、ちゃんと毎日言えるようになったんです、お母さん!!!」
と、電話越しからも分かるくらいの嬉しさいっぱいの先生の声。
先生は、次男はきっといつか言えるようになる!と信じてくださっていたそうで、この前の授業参観でもやんわりと背中を押してくださいました。
そして自分の口からは発表できなかったけれど、泣きながらでもちゃんと前に出て、みんなの前に立つことができたことをたくさん褒めてくださいました。
この授業参観が次男にとってトラウマになりはしないかと私は心配していたのだけれど、トラウマになるどころか次男はぐっと成長!
先生との電話が終わり、次男の元へ。
先生との電話のことを話すと、なんだか照れくさそうに笑って、
「最初は泣いたけど、次は泣かんと言えた!」と、
息子はもう溶けちゃいそうなくらいの嬉しそうな顔。
先生がとってもとっても喜んでくれていたことを話すと、またまた照れくさそうに笑っていました。
先生には何度お礼を言っても足りないくらい、感謝です。
そして何より、息子の頑張りがとっても嬉しい!
でも・・・
夫が仕事から帰ってきてその一部始終を話すと、意外にも怪訝な顔。
そんなこともできなかったのか、泣いていたのかって感じでした。
そりゃあ、ほとんどの子達がすんなりできることを次男は今までできなかったけれど、できるようになったことを、頑張ったことを褒めてあげようよ!喜ぼうよ!と私は思うのですが・・・甘いのかなぁ。
私の緩い育児を夫は今までからも良くは思っていないみたいだし・・・。
私自身が幼少期、厳しく育てられて辛い思いもしてきたから、家にいることが苦痛で仕方がなかったから、そんな思いを息子達にはさせたくないと思っての緩さ。
いや、緩すぎたかも・・・。
と、一晩明けたら反省できるのだけれど、
その時イラっとした私は違うところにそのイラッをぶつけ、夫も珍しく不機嫌になり、昨晩はそのまま就寝。
まぁ、朝起きてきたら、普通に「おはよう。」でいっか。
そして長男はというと、
夕方次男と私がそんなやり取りをしている中・・・
社会見学から帰ってきて疲れていた長男は爆睡中。
きのう長男に話すの忘れてた( ゚Д゚)
「そろそろ起こそうか?」と私が言うと、
「そうやなぁ、夜寝れんくなるでなぁ。」と次男。
返す言葉もちょっと成長してない?
良かった・・・。
少しずつ、ゆっくりでいい。
自分のペースで大きくなってね。
読んでいただいて、ありがとうございました<(_ _)>♡